たまたま知り合った異性とお酒を一緒に飲み、そのままその異性と一緒に過ごし朝を迎えたという経験をした人は少なくは無いだろう。しかし朝になって冷静にその異性を見てみると「あれ?こんな人だったっけ?」と思ってしまう経験をした人もいるだろう。
これには2つの要因がある。
- 酔いすぎていて相手をあまり覚えていない状態だったため
- ビールゴーグル効果で魅力的に見えてしまったため
しかし大人になってこんな経験をしているようでは問題があるとも言えるし、お酒の効果を期待して異性を落とそうと考えるのにも問題がある。お酒の効果に期待するようでは大人の恋愛とは言えない。しかし時としては使っても良いことがある。使うべきでは無い時、使うべき時を説明する。
酔いすぎてベッドインしたことも覚えていないのは問題外
若い内はあっても若干はしょうがない過ちだ。しかし大人になってもこんなことをしていたらきっと後悔する日が来るだろう。何よりもよってこういう行為に出るということは避妊をしていない可能性も高い。大人になってからの出来ちゃった婚は正直恥ずかしいものだし、周りにも変な目で見られてしまうことがある。
大人なら結婚する意思が無いのなら避妊は絶対に行うべきだし、意識を飛ばすほど飲むというのもよほどの事が無い限りすべきことでは無い。
もちろん大人でも飲みつぶれたい時はある。そういう時はしょうがない。しかし誰かを巻き添えにした飲み方というのはどうだろうか?相手も一緒に泥酔しているのならどちらが悪いということは無いが。
ビールゴーグル効果とは
ビール・ゴーグル効果という言葉をご存知だろうか?多少は有名になった言葉なので知っている人も割りといるだろう。
ビール・ゴーグル効果(ビール・ゴーグルこうか、英語: Beer goggles)とは、ビールを飲めば飲むほど性的な欲求に対する抑制力が低下する効果に対する俗語
Wikipediaより
何となく意味は解るだろうが、もう少し砕いて説明をしてみよう。
アルコールと摂取することで性的な欲求をコントロールすることが出来なくなるということになるが、それ以外にも酔うことで異性が通常よりも魅力的に見えてしまうことを意味する場合もあるし、アルコールによって実際よりもボヤケて見えてしまうことを指す場合もある。
確かにお酒を飲めば酔いの効果でドキドキして吊り橋効果と似たような感じとなり、異性を魅力的に見えてしまうこともある。またより魅力的に感じてしまうことを経験したことがある人もいるだろう。
お酒は確かに恋愛において手助けになることは多い。
しかしそんなアルコールの力を借りて異性と仲良くなったところで何の意味があるのか考えて欲しい。
大人なら自分の魅力で異性を惹き寄せろ!
もしアルコールの力を借りて異性をものにしたとしても、結婚した場合はその魅力は続くだろうか?
結婚を視野に入れていないのなら良いが大人の恋愛ならやはり結婚は視野に入ることが多いだろう。もし結婚を視野に入れているのならアルコールの助けは絶対に求めない方が良い。結婚後に簡単なことで仲違いをするようになってしまう確率が高くなるからだ。
やはり大人の恋愛においてアルコールの力を借りることはおすすめ出来ない。
ただし例外もある。
素直になるために使う
大人になるとお互いに気持ちを素直に言い出せないことが多くなる。いろいろなシガラミもあって素直になれない、自由になれない時もあるだろう。気持ちは恐らくお互いに通じ合っていると感じられていてもその先に踏み込めないことがある。
そういう時ならアルコールの力を借りるのも良い。
お互いに素直になれない時はアルコールの力を借りてでも素直になることが良い方向に導くことがある。
素直になれないあまりにすれ違ってしまうカップルを今まで何組か見てきた。
結婚しても同じだ。
晩酌の回数が多い夫婦は離婚率が低いとも言われている。それはお互いに素直になって語り合えているからだろう。
アルコールの力を借りて異性を落とすと考えるのではなく、アルコールの力を借りて素直になることを時には使うのも良いのでは無いだろうか?
検討を祈る。
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